読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

毅然とし、それとなく。

気まぐれでありつつ適当に書き記す。

【東方小説】宵闇の狂気 4話「惑う巫女と潜む闇」

宵闇の狂気まとめへ戻る


さぁて、どうしたものか…。
紫にはああ言ったものの、正直どうすればいいかわからない。私は一体どうしたらいいのだろう。
ま、あれこれ悩むよりも、勘で進んでいけばどうにかなるでしょ。
私は夜まで眠りにつくことにした。

―――――・・・

そして気がつくと、辺りはすっかり暗くなっていた。寝すぎた?いいや、大丈夫だ。起き上がって大きく伸びをした私は、ゆっくりと部屋を出た。
まずは、氷精の住む湖に行ってみよう。いや――――住んでいた湖か。







氷精がいないものの、あまり湖自体には変化はないようだ。私はよく目を凝らしながら、湖の周りの森を見た。
すると、半分程度見終えたところで、至って普通に見えるルーミアが座っていた。
私は警戒しながら、茂みに隠れて観察することにした。
「ねえ、チルノと大ちゃんはどこ?」
―――――!?
ルーミアが、こちらを見ながら呟いていた。表情は確認できない。
気づかれたのか!?完璧に隠れることが出来ていたはずなのに…!!
いや、それよりも。今、ルーミアはなんと言った?
――――――チルノと大ちゃんはどこ。
何を言ってるの。あなたが殺したんでしょう。
そう問い詰めようとしたが、それは突如浮かんだ思考により遮られた。
気づいていない…?そんな馬鹿な。紫の情報が間違っているというの―――?
紫は今まで、的確な情報を教えてくれてきた。だから、今回も当たっているのだろうと流したが…。
いや。考えるのはやめよう。そんなことは後で良い。
しかし、気づいていないとすればそれは余計におかしい。操られた?本能?――――現時点ではうまくまとまらない。
「他の妖精たちに聞こうとしても、なんでか私を恐れて逃げていっちゃう…」
ここでようやく、ルーミアの表情を見ることが出来た。
その表情は、苦渋とも、哀愁ともとれる表情で、光無き眼からぽたぽた、と大粒の涙を流していた。
「ねえ、答えてよ…チルノと、大ちゃんはどこ?」
その表情と問いに、哀れだ、と純粋に私は思った。
彼女は薄々と気づいているのかもしれない。自分が起こした過ちを。
この状態では、とてもルーミアを倒すなどできない。ここは一旦引くべきだ。
珍しく、紫の予想は外れていたのかもしれない―――。
そう思いながら、私は背を向け飛び立とうとした。
しかし、それは背後から掴まれた手により遮られた。
「――――――教えてくれないの?」

























――――――――――――――じゃあ、死んでよ。
ルーミアが、さっきの表情ではない、狂気の表情で告げた。

To be continued

あとがき
うわあぁああ~~~~~~~くっそネタ多すぎて選ぶのが辛かった。
いやまあ、これ書いてる途中閃いたからそっちになったんだけど。
さー、ルーミアは一体どうなっていくんでしょうかね。正直オチが決まってないのでわかんない。
ちなみに10~15話完結を予想してます。一桁で終わったらごめんね。
かなり複雑な話の線に進んだ気もしますけど多分大丈夫だと思います。ぼくがんばるからね。
それではまた次の更新で会いましょう。