毅然とし、それとなく。

気まぐれでありつつ適当に書き記す。

2015-05-21から1日間の記事一覧

【東方小説】東方刻奇跡 34話「紫の誘い」

東方刻奇跡まとめへ戻る どうして。 その言葉ばかりが脳裏を支配していた。 早苗は一目散に妖怪の山を駆け下りて、どこかも分からない森の中を歩き続けている。 太陽は既に落ちて、淡い月光が早苗を照らしていた。その空虚な瞳には、欠けた月が映されていた…